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2014年


8月01日




8月23日。[l][r]

ほのかちゃん怒ってるかな。

茂上家の玄関の扉が、少しの隙間を空けていた。
そこから、耳慣れぬ怒声と泣き叫ぶ声が聞こえ、葉一はびくっと身体を小さく震わせた。

「――なんで、本当のことを教えてくれないの……!」

ほのかの母親の、いつになく荒げられた口調が響き渡ってくる。

「だって……だって、本当に見えるんだもんっ……!」

「悲しいけど……お父さん、もういないのよ。ちゃんとお葬式でお別れしたでしょう……?」

「人はいつか死んじゃうの。ほのかも、お母さんもそう……。死んでしまったら、もう、戻ってこないのよ」

しゃくり上げるほのかの泣き声が一層、激しくなった。

「なんで……! なんで、みんな、信じてくれないのっ……!」 

その言葉が葉一の胸に深く突き刺さった。

「もう、嫌い! みんな…みんな……大っ嫌い……!」

ドタドタと廊下を走る音がすすり泣く声と一緒に、葉一の傍に近づいた。

がらっと勢いよく扉が開かれたが、葉一は直立したまま、動くことができなかった。

はっとしたように見開いた瞳は、ひどく血走っていた。

「なに……?」

「え、あ、その……」

怒りを露わにするほのかに圧倒され、呂律が回らなくなった。
何秒間か沈黙が続いたが、
「……明日、菊岡くんの家で、ぼくの誕生日パーティーがあるんだ」[l][r]
そう口にしていたときにはもう、ほのかはその場を離れつつあった。
追いかける気にもなれず、葉一はただ呆然と開け放たれた扉の前で、物静かになった屋内を眺めていた。


仲直りしようと思ってたのに……。
あれからずっと葉一はほのかのことを考えていたが、その時間が無駄に思え、そうしていた自分が馬鹿らしく思えた。
こんなことなら、来るじゃなかった。

静かに翳る MADOROMI

幻視・幻聴を誰も信じてくれなくて、ご立腹のほのか没テキスト。

静かに翳る エッグ

こどもっぽくていいじゃん♪

静かに翳る 動物人間

だが母親が冷たいな。

静かに翳る MADOROMI

うん。。

静かに翳る 動物人間

「盛り下げて、盛り上げる」っつうシナリオ構成が失敗したんだな??

静かに翳る MADOROMI

うん。。喧嘩して、どん底まで落として、仲直りして、引き上げるっていうシナリオはダメだった。作者都合の強引な展開は登場人物たちを殺すのだな……。

静かに翳る 動物人間

何言ってんだ、お前の作品、強引だらけじゃねーか(笑)

静かに翳る MADOROMI

うっせーわ!!

静かに翳る 幻の麻野

急展開は、また別の作品でやるとしましょう。

静かに翳る エッグ

おー!

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